技術情報流出!?真鍮表札のリメイク方法を大公開

今回、屋外で放置し、酸化の具合を見ていた真鍮表札をリメイクしてみます。惜しみなく技術情報を公開してしまいます!これはこれで黒く渋いイメージな...

黒く酸化した真鍮表札

今回、屋外で放置し、酸化の具合を見ていた真鍮表札をリメイクしてみます。
惜しみなく技術情報を公開してしまいます!
これはこれで黒く渋いイメージなのですが、もう少し金色が出てる方が良い方は、参考にして下さい。

ちなみに当店の真鍮表札は、文字を彫刻しているので少し深さが有り、この技法が可能です。
※注意事項:文字に深さが無い場合は、文字が消えてしまいますので、こちらの技法は使えません。

表面研磨で少し明るくします

耐水サンドペーパー2000番以上を用意してください。
今回は2000番で行いましたが、初めての方は3000番ぐらいで始める方が良いでしょう。
絶対に40番や100番、120番・400番など番手の低い、粗目のペーパーは使わないでください。
削り過ぎてしまうのと、下地を傷だらけにしてしまいます

自分好みに明るさを調整

霧吹きで水を付けながら耐水サンドペーパー2000番で、表札の表面を軽くこすり、黒い酸化膜を少しづつ削り取ってください。
絶対に力を入れず、軽くこすってください。
力を入れ過ぎてこすると、深い傷を付ける原因になります

根気よく少しづつ明るくするのがコツ

丁寧に何回も軽くこすり、徐々に明るくしていってください。
深い傷を付けてしまうと、深い傷は取れませんので、ご注意ください。
初めての方は、丁寧に丁寧に、何回も何回も軽くこするのが、綺麗に仕上げるコツです。
実際に工房でも、手磨きによって仕上げています
金ぴかにしたい方は、黒いのが無くなり、下地が出るまで磨いてください

仕上げに錆止めワックスを塗布して完成!

このままだと、また直ぐに錆びて酸化してしまいますので、仕上げ剤として車のワックスを塗布して、酸化を防ぐワックスとして使用しました。
この状態を維持したい方は、定期的にワックスを塗布してください。

使ったワックスとサンドペーパー

ちなみにカーワックスは、むか~しに買ったワックスが有ったので、そちらを塗布しました。
特にカーワックスは、何でも良いとは思いますが、あくまでも自己責任でお願い致します。
【追記】どうやらワックスによって色の変化の仕方が違うようです

クリアー塗装の仕方
ピカピカを保存したい場合はクリアー塗装

ピカピカを保持したい場合や、金ぴかにしたい場合は、トップコートのクリアー塗装をすると良いです。
真鍮表札を磨いて、プライマー、2液ウレタンでクリアー塗装してください

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