ボンド接着表札の剥がし方(撤去方法)

ボンド接着表札の剥がし方

ボンド接着したタイル表札やプレート等を撤去する方法を、簡単な図解でご説明いたします
ただ、スクレーパーやサンダーを使うと、どうしても壁面に傷が付きますので、傷を付けたく無い方は、撤去しない方が良いです

ボンド接着したタイル表札やプレート等を撤去する方法を、簡単な図解でご説明いたします

ボンド接着表札の剥がし方

テグス(釣り糸)の両端にペンを巻き付ける
プレート(タイル表札等)と壁面の間のボンドにテグスを1~2周巻き付け、ペンを強く引っ張り、ボンドを切る

プレートと壁面の間にテグスを引っ掛け、ペンを上下に動かして、ノコギリのようなイメージでボンドを切っていく

スクレーパーを使って、無理やり剥がす ※注:壁に傷が付きます
残ったボンドは、スクレーパーで剥がす、若しくは、サンダー等で削る

なるべく壁を気付付けないように注意し、傷付いた壁を補修(塗装)して、仕上げる

※注意事項

スクレーパーやサンダーを使うと、どうしても壁面に傷が付きますので、傷を付けたく無い方は、撤去しない方が良いです

(上から何か板等を貼って、隠すのが最善です)

傷を付けずに、ボンドまで撤去するのは、ほぼ不可能だと思います
溶剤などでボンドを溶かそうとすると、壁面の塗装も溶かしてしまいますので、ご注意ください

他にも、こんな剥がし方も・・

剥がし方

その他にも上図のように、プロは先ずは試すことが多いかと思います。
但し、軽く叩く場合、設置壁面を痛める可能性も大きいため、充分にご注意ください。
サイディングなどの場合は、表札とボンドの部分が剥がれるのではなくて、サイディングとボンドの部分で剥がれる可能性も大です!
ヤバそうだなと判断した場合は、テグスなどで切ります。
また、叩く時に壁に傷を付けないようにダンボールなどで保護しますが、これを貼る時は、必ずマスキングテープを使います。
一般の方は、ガムテープや養生テープなどで気にせず貼る方が多いですが、ガムテープなどは粘着が強くて、のりが壁面に残ってしまうことが多く、また壁面の塗装を剥がしてしまう恐れがあるので、プロの方でしたら、必ずマスキングテープを使いますので、注意しましょう。

更に細かく仕上げる場合

ちなみに、表札を外した跡に何も貼らず、綺麗に仕上げたい場合は、細かく手作業になります。
大まかにグラインダーで削った後、手作業でサンドペーパーで丁寧に細かく削ったり、ミニグラインダーなどを使って、限界まで削ったりします。
綺麗に削った後は、あとは完全に跡を消せませんので、壁面に合わせて塗装して仕上げるしかないです。
筆やエアブラシを使って綺麗に塗装し、壁面に上手く馴染ませて仕上げです。
ちょっと車などの補修と同じですね、凹みがあればパテを使うのが良いです。
ボカシ剤などが無いのがつらい所ですが、あとは腕次第でしょう・・・

これは、やってはいけない

上記の方法はメンドクサイし、難しそうだし、工具持っていないし・・とういことで、やりがちなのがシンナーなどの溶剤や剥がし液を使って、剥がそうとすること。
これは液だれするし、サイディングなどの塗装を溶かすと大変です。
失敗して、グチャグチャになる典型なので、やはり湿式ではなくて、乾式での剥がし方を推奨しています。
乾式は失敗しても範囲が小さく、気合で補修も出来るのが良いですよ

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